小西温子著作「受け取りの法則」と生命の樹のエネルギーの流れ
はじめに:受け取る力を身につけてより良い未来への土台を固める
生命の樹研究家の小西温子先生2作目の書籍『「受け取りの法則」おまかせの流れに乗る新しいエネルギーの捉え方』が発売されました。
1作目はボリュームがありハードルが高く感じた人も、この2作目は気軽に読めるボリュームになっています。
専門書的なものではなく、四季に織り交ぜながら生命の樹を通してのエネルギーワークやキーワードが書かれているので気軽に読めるのではないでしょうか。
そして、なぜ引き寄せの法則にプラスして受け取りの法則を行うと良いのか。受け取りの法則とは何か。
本書には、
受け取ることは、「在る=豊かな意識」という土台を整えることがスタートです。(P21プロローグより)
と書かれています。
何事も土台がきちんとなされていなければ、砂上の城のように崩れ落ちてしまいます。
より良い未来に進む為にも土台固めは必要なのです。
生命の樹と春夏秋冬
最初は生命の樹と「春夏秋冬」の結び付けに意外性を感じました。
しかし生命の樹そのものではなく、生命の樹を通してのエネルギーワークについてのお話しなのでとても分かりやすい例となっています。
「起承転結」ではなく「春夏秋冬」に置き換えたところが日本的であり、また女性的な繊細さが表現されていたように感じました。
- 春の流れ 種を蒔く(シードオブライフ)張る
- 夏の流れ 花を咲かせる(フラワーオブライフ)転じる
- 秋の流れ 果実を受け取る(フルーツオブライフ)束ねる
- 冬の流れ 保存する(丸に点)振る
見出しを見ただけでワクワクしてきます。
今はたくさんの情報が溢れかえっています。
その情報過多が現代の迷いや生きづらさの原因の一つなのではないでしょうか。
得る情報と自分を比べ「無い」にフォーカスして自信を失ってしまう。
それは本当に「無い」のでしょうか。
それは本当に「必要」なのでしょうか。
必要ではないから「無い」のではないでしょうか。
自分に必要なものは「在る」のではないでしょうか。
本当に必要なものはもう「在る」のではないでしょうか。
見えていないだけで「在る」のではないでしょうか。
何事も順番があります。
種を蒔かなければ実は実りません。
春→夏→秋→冬
このシンプルな流れを通して見えていない「在る」を気付く。
受動の力である受け取る力を鍛える。
こういったことが新しい時代の流れに乗るのに必要不可欠なのだと思います。
生命の樹と四立の流れ
- 間の流れ いのちと共に流れゆく(ツリーオブライフ)委ねる(P149より)
- 間の流れとは、季節と季節の間の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の流れだととらえて下さい。(P150より)
個人的にはこの第5章の間の流れの章を一番興味深く読みました。
季節と季節の変わり目。どちらともいえるし、どちらともいえない。そんなあやふやな間。
一日を通しても朝から昼、昼から夕方、夕方から夜、夜から朝、などハッキリとしない間の時間があります。
どちらに属すのか不安定なつなぎ目は滞りやすくなります。
ここのエネルギー循環をどうするのか?
ここをスムーズにどう歩むのか?
そういったことを学ぶ章でもあります。
冬から春。春から夏。夏から秋。秋から冬。
間の流れと言っても一つではありません。季節が違うように全て流れの色合いが違います。
間は2つのものをつなぎ、ゆっくりと変化を進めて調整します。間の流れは1年を車輪のようにめぐらせて、物事の成長を進めます。(P153より)
次の季節の準備を滞りなく行うことが、スムーズなエネルギー循環に繋がることが丁寧に書かれています。
うまく流れに乗っていないと感じる。スムーズに事が進まない。障害が立ちはだかる。
こんな方は今は間の時期なのかもしれません。
だから諦めないで下さい。今は次のステージに行く変化の最中なのかもしれません。
焦らず比べず自分のペースで歩んで行くことが大切なのです。
生命の樹とエネルギー
新刊『「受け取りの法則」おまかせの流れに乗る新しいエネルギーの捉え方』は1作目の『宇宙とつながる意識の設計図「生命の樹ー受け取りの法則」月のリズムで行うワーク22日間』にも繋がって行くように思います。
1作目から2作目。2作目から1作目。
過去から未来へ。未来から過去へ。そんなエネルギーにも感じました。
★1作目
★2冊目(新刊)
色々なものにエネルギーはあります。
一番馴染みがあり、一番整えなくてはならないのが自分自身のエネルギー。
エネルギーを整えるという事は自分を癒し整えることと同じ。
I AM THAT I AM
私は私で在る
私は過去にも在った
私は今も在る
私は未来にも在る
私は在りてあるもの
そして
汝自身を知れ
汝自身で在れ
と進んで行きます。
まとめ:年齢を重ねた今だからこそこれからの人生に必要なもの
毎日を穏やかに生きたい。
ある程度の年齢を重ねた方はそう思うのではないでしょうか。
少なくとも50歳を迎えた私はそう思います。
ハラハラドキドキの刺激的な毎日よりも、心安らかな毎日をと思ってしまいます。
そのためにも、今まで色々な経験を重ねてきた今だからこそ、目に見えない世界を知るための勉強も必要なのではないかと思います。
目に見えるものだけが全てではない。
人生の折り返し地点付近にいるからこそ、これからの人生を自分の頭で考えることが必要になってきます。その考える時のヒントの一つにもなり得るのではないでしょうか。
この『「受け取りの法則」おまかせの流れに乗る新しいエネルギーの捉え方』は実践的なエネルギーワークも掲載されています。
日常に取り入れられる簡単なことがほとんどなので、読むだけでなく出来るところから実践してみると新たな発見に繋がると思います。
インプットとアウトプット。両方することで定着します。
ぜひ良い流れを自分自身に定着させるために活用して下さい。
最後に:自分の流れを理解する
自分自身のエネルギーの流れや、滞りの箇所を理解するのにも「生命の樹カウンセリング」は最適です。
自分一人だけでは気付けなかったことも、話すことで考えがまとまったり、新たな気付きがあったりします。
現在は全国に生命の樹カウンセラーがおります。セッションにも相性があるので、自分の感性にあったカウンセラーをこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
私も東京で随時行っておりますのでお待ちしております。
いつも笑顔でいられますように
笑顔の樹☆Tomoko